ヨーロッパ、自動車博物館巡り9

自動車遊び 追求人  星埜 道夫

person in pursuit of the pleasure of the car

筆者紹介

星埜道夫

略歴

1948年7月生      横浜生まれ 本籍:東京都

0歳~5歳         東京都町田市在住

5歳~中2         埼玉県さいたま市在住

中3~高3        栃木県宇都宮高校在籍

1974年~2008年  トヨタ自動車株式会社在籍

               ・主に海外生産畑を担当、長く海外生活を送る

2008年~2016年  曙ブレーキ工業在籍

               ・研修インストラクターとして人材育成に活躍

2016年~         自動車遊びに専念

             (小型高性能車大好きフリーク)

 

趣味              読書、音楽鑑賞、自動車遊び、モノ作り

 

会社時代の          着眼大局・着手小局

キーワド

英国ヒルクライムコース事情(その2)

英国ヒルクライム事情(その1)の続きです。その1からお読みください。

4)シェルズリー・ウォルシュ

AscotからM5に戻りKempseyと言う田舎町で左折、相当な田舎道を10分、すれ違いがやっとの細い道、相変わらず土地の人のドライビングの早い事、ブラインドでも平気で突っ込んでいくのは対向車も紳士と信じ切っているのかしら。あまりにも田舎道なので「道を間違えたかな?」と心配になりかけたところでShelsley Walshというカンバン、着いた!約一時間。

単調な田舎道に対比してコース入口付近は英国と英国レースの雰囲気!とても良い感じです。

コースは比較的単調で、スタート後生垣と草地の間をわずかに右、その後第一コーナーへ、また直進、コース図でBOTTOMとかかれた左ターン、そしてTOP右ターンを経て、直進しフィニッシュ。

ストレートの後半は、両側が木製のガードレール。幅3mも無いくらいで、ほぼ鉄道状態。早い車は220m/h(350k/h!)とのこと。

このコースはパドックへの専用道路は無く、終了後 列をなして下がるとのこと。事故があるたびに改修を続けてきた結果か、安全だろうけれど、ライン取りなどの自由度はなさそう。こんなところを200m/h(kmではなくmile、200m/hなら時速320km!)

このコースも観客を大切にしていて、Ascot同様 レースごとに観客は7千人くらいから1万3千人くらい。コースの維持・管理は観客入場料と各種団体のブース出展料、店舗売上などに寄っているとのこと。ここも運営は各種クラブに任せており、年間のレース数は地元との合意事項で年5回程度とのこと。

バックヤードにミッドランド自動車クラブの事務所がありました。

<第14弾その3に続く>

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