ヨーロッパ、自動車博物館巡り6

自動車遊び 追求人 星埜 道夫
person in pursuit of the pleasure of the car

モナコ自動車博物館見学記

<モナコ市街漫遊>

世界のセレブの町モナコを、典型的日本人お上りさん姿の筆者が市内(国内?)循環バス一日周遊券と我が足で物見遊山!こんな狭いモナコの道を二階建てバスでビュンビュン飛ばすバスの運転手さんにも脱帽!崖が海外に迫った猫の額のようなところに細長く横たわった市街地(と言うことはモナコ公国全体)下の地図では見にくいかもしれませんが緑と赤の線がF1コースです。

< モナコの町めぐり>

007のカジノロワイヤル、高級マンション類、豪華ヨットハーバー、水族館、F1トンネルと煙草屋コーナー、オーバーヒートで路上に止まったアストンマーチンと行き当たりばったり見て回り、ちょっと疲れたところで自動車博物館を目指しました。普通のビルにしか見えない地味な感じの建物の中にありました。

<エントランス>

英語の名称はThe Private Collection of Antique Cars of H.S.H.RainierⅢ、普通の博物館と違ってモナコ大公の個人コレクション、こぢんまりとしたディスプレーながら大公ご自身のセンスが浮かび出るうれしくなる博物館です。

<モノポスト>

なんとトヨタF1!モナコ大公は日本贔屓なのかしら?他にはフォーミュラFORD

<ラリー車>

<ポルシェ>

レーシングカーをそこそこ走らせる能力はヨーロッパの貴族には必須能力なんだろうね!

<フェラーリ、フェラーリ、フェラーリ!>

車で数十分も走ればイタリア国境フェラーリの拠点のモデナまで四時間半、地の利と南欧の血がフェラーリを目指すのか陳列車で一番多いのはフェラーリ。自動車が自動車らしかった古き良き時代の美しかったフェラーリがずらっと並んで壮観と言おうか?うれしいと言おうか?羨ましい!

ピニンファリーナのフェラーリ・スーパーアメリカ! リアウィンドウをミッドシップ風にした250LM!でも極めつけは250GTSWBのお尻かな!

この辺になると筆者の趣味から外れてくるね!

<スポーツカー>

超高級ベンツ300SL、ファセルベガ、その中でも目立ったのは大衆車?ルノーフロリード!レニエ大公が価格に関係なく「良いものは良い」としてくれたのかしら? お妃さまのグレース公妃が可愛がったと言われているホンダS800を探しましたが残念見つかりませんでした。

個人的に大好きなチシタリア!小型高性能車が好きな筆者の大好きな一台です。

<バブルルーフのレクサスLS>

現在の大公様のアルベールⅡ世大公の結婚式のパレードにはレクサスLS600hのバブルトップ版が使われたそうです。改造はベルギーの改造屋のキャラ・デュシャトレだそうな。

こう見ていくと自動車遊びと言うのはやっぱり貴族の遊びなのかしら? 一日7000円の予算の貧乏老人バックパッカーとしてはため息!

本稿完

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