自動車遊び 追求人 星埜 道夫
person in pursuit of the pleasure of the car
筆者紹介
星埜道夫
略歴
1948年7月生 横浜生まれ 本籍:東京都
0歳~5歳 東京都町田市在住
5歳~中2 埼玉県さいたま市在住
中3~高3 栃木県宇都宮高校在籍
1974年~2008年トヨタ自動車株式会社在籍
・主に海外生産畑を担当、長く海外生活を送る
2008年~2016年 曙ブレーキ工業在籍
・研修インストラクターとして人材育成に活躍
2016年~ 自動車遊びに専念
・(小型高性能車大好きフリーク)
趣味
読書、音楽鑑賞、自動車遊び、モノ作り
会社時代のキーワード
着眼大局・着手小局
モンタレー・カー・ウィークその2
<8回に分けてレポートするモンタレー・カー・ウィーク、今回は第一回目に続いてオークション会場の様子をレポートします。>
*レポート予定
第一回(21年6月既) : 地理的なイメージとWorldWide Actionersのブース。
第二回(21年6月中旬今回) Goodings&Company Auctionのブース
第三回(21年7月予定) : ラグナ・セカ・スピードウエーのパドック
第四回(21年7月中旬予定) : ラグナ・セカ・スピードウエーの走行シーンを中心に
第五回(21年8月予定) : キャメル・バイ・ザ・シー
第六回(21年9月予定) : コンコース・イタリアーノ。
第七回(21年10月予定) : ペブルビーチ・コンクール・デ・エレガンス、準備と雰囲気
第八回(21年10月中旬予定) : ペブルビーチ・コンクール・デ・エレガンス、本選と帰還
<オークション一般知識>
色々な車が一堂に会してみることが出来る、オークション会場は車マニアに取って大変にうれしい場所ですが、オークション屋さんにとっては「物見遊山お断り。買わないなら来るな」の世界です。
本当のお客さんとして参加するには、有名銀行発行の支払い能力保証書を提示して事前に審査に合格していなければいけないようです。例えば2千万円の車が欲しければ6千万円以上の貯金があるとかお金持ちでないと入場資格ももらえない厳しいお金のやりとりの場であるようです。
オークション会場は1)競売出品商品内見会場 と 2)競売会場 の二つから構成されていて、競売会場そのものは上記の資格者のみ着席可となっています。
競売に入札するのは直接参加と代理人参加があり、代理人参加には1)枠内で代理人が競うタイプと 2)代理人は枠を持たず電話で金主と相談しながら競売するタイプに分かれるようです。
また、最近(特に新型ウィルス以降)はインターネット・ウエッブによるリアルタイム参加も盛んになってきているようで、「ウエッブには10分くらいのタイムラグがあるので、それを見込んで応札して欲しい」とも案内が入っています。
<Goodings and Company>
このオークション会場に入ったのは午前中、そのためもあってか競売は行われておらずじっくりと観察することが出来ました。
1962Ferrari250GT レストアベース:錆びたまま、オリジナル塗料、メンテナンス記録と歴史そのものに価値が!
<Bonhamsオークション>
郊外の乗馬クラブで行われるBonhamsのオークション会場のビジター駐車場は近くの牧場の入口のような道路のわきにあり、車を止めてからしばらく歩く必要がありました。ちょっとしたウオーキングの後、会場に近づくとオークションの真っ最中!「フェラーリ250GT 1.4ミリオン!他にありませんか?電話入札はありませんか?」との掛け声が聞こえてきました。
<RM Sotheby’s>
オークションと言えばサザビース。入場の敷居も一番高く「銀行の保証状を出せ」と迫られました。何とか資格制限をクリアして競売会場に入りましたが、そこはシャンパンが当たり前のお金持ちの世界、筆者MicSejaは居心地悪い事悪い事!
<写真説明>左上:オークション会場入り口、下:展示場で品定めをするお客さん、右:オークション会場に商品を運び入れる入口、自分で走って快調さを見せつける車もあれば、クラーク(補助員)に押されて演壇に登場する車もありました。
<Russ & Steals Actioner>
最後はRuss&Steals。今までが欧州系の競売屋さんだったのに対しRuss&Stealsは米国系? 出品車にはホットロッドとかカフェレーサーとか気楽な雰囲気。お客さんもビールをがぶがぶ飲んで楽しんでいました。
日本の「旧車」も多数参加、25年ルールもあってどんどん日本の旧車が日本を離れてしまうようです。
<お詫び>
こう見ると随分偏った撮影になってますね。歴史ではなく個人趣味です。ご免なさい。
<本稿完>