今も愛される「現役」トヨタスポーツ800 その2            

筆者紹介

杉山泰成  (神奈川県藤沢市在住)

筆者のご紹介・略歴は、今も愛される「現役」トヨタスポーツ800その1を、ご覧下さい

—その2、企画・運営—

企画・運営

2014年春に、筆者が別件でトヨタの複数のトップに面会したときに、生誕50周年イベントの話をしたところ、「是非とも、しっかりやってほしい」等、の予想以上の激励を受けてたことも踏まえ、企画書を作成し、トヨタの関係部署を廻ると、皆さん「大賛成」と言ってくれました。

但し、暗に「お金は出さないよ」という感じで、しょんぼりでした。(ただし、トヨタの皆さんが、影になり大変のご支援をして戴いていたことを、後日になって、ひしひしと実感しました。)従って、イベント運営に当たっては、数名の事務局による手弁当の活動になりました。

<企画書>「Sports800の50周年イベントについての提案(ドラフト)」2014.6.27

企画概要としては、以下の通りです。

1.基本的な考え方

  ・オーナー主体の企画・運営とし、手づくり感のあるイベント

  ・スポーツ800生誕50周年を祝い、その魅力をファンとオーナーが分ち合う

  ・大会・ミーティング含め、6ヶ所で開催し全国のファンとオーナーが参画

2.運営内容

 [オーナーの組織]

  ・オーナーズクラブやオーナーの集まりが全国に数多くあり、まとまっていなかったため、

   クラブや集まりをひとつに纏まった「トヨタスポーツ800オーナーズ協議会」を、50周年イベントだけのために結成、クラブや集まりの代表の方々にメンバーになっていただいた。

 [2大大会]

・今回のイベントの中心になる、名古屋(トヨタ博物館、5/9)と東京(メガウェブ、5/10)は、2日連続で、一部の参加車両は東名高速で移動し、2か所共に参加予定。

・内容は、車両展示とオーナーの紹介、パレード(敷地内)、同乗試乗会、開発・販売・

レース等のトークショー(メガウェブとトヨタ博物館で類似のイベント実績あり)

 [地方ミーティング]

・地方ミーティングも4か所(例、札幌、仙台、大阪、福岡)でゴールデンウイーク中に随時。 

(地方→名古屋→東京の3ステージで、3か所フル参加も可能)

・4か所の地域の方々が主体となる内容と運営とする。

 [その他]

・トヨタ、旧関東自動車、デンソー、愛三工業等からの協賛(記念品)を期待

・オーナーには、記念品(当イベント限定)と軽食を提供(会費制または協賛)

・トヨタ、トヨタ博物館、メガウェブ、富士スピードウェイ、オーナーズクラブ、等による告知

・トヨタから関連施設(トヨタ博物館、メガウェブ)にトヨタの方針の連絡とオーナー協議会への支援を依頼

<資料>イベントチラシ

左:豊田社長(トヨタ自動車)、右:内山田会長(同)、下:久恒理事長(トヨタ販売店協会)
特に、内山田会長の 「オーナーの皆様のおかげで、たくさんのToyota Sports 800が元気で幸せに暮らしている事に感謝します。」、というメッセージが我々の活動を支えてくれています。
左:加藤副社長(トヨタ自動車)、右:稲垣社長(テクノクラフト)、下:布垣館長(トヨタ博物館)
左:多賀和明氏(元レーシングドライバー)、右:鮒子田寛氏(同)、下:高橋晴邦氏(同)

                          次号に続く

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