ヨーロッパ、自動車博物館巡り13

自動車遊び 追求人  星埜 道夫

person in pursuit of the pleasure of the car

 

筆者紹介

星埜道夫

略歴

1948年7月生      横浜生まれ 本籍:東京都

0歳~5歳         東京都町田市在住

5歳~中2         埼玉県さいたま市在住

中3~高3        栃木県宇都宮高校在籍

1974年~2008年トヨタ自動車株式会社在籍      

        ・主に海外生産畑を担当、長く海外生活を送る

2008年~2016年  曙ブレーキ工業在籍

        ・研修インストラクターとして人材育成に活躍

2016年~     自動車遊びに専念

        ・(小型高性能車大好きフリーク)

趣味          

   読書、音楽鑑賞、自動車遊び、モノ作り

会社時代のキーワード 

 着眼大局・着手小局

レース・レトロ 3-2

<三回に分けてレポートするレース・レトロ、今回は二回目です。>

私わたしの大好きな英国レース・レトロを三回に分けてご紹介します。

第一回(21年1月末) : 会場の環境とか入場前の雰囲気。

第二回(21年2月末予定) : 会場建屋内の各種展示。

第三回(21年3月末予定) : 会場前の公園のサービスロードを使ったラリー・ステージ走行会。

今回は二回目、この催しの主体である会場建屋内の各種展示の様子をレポートします。

<復習:レース・レトロ概要>

<建屋内展示上のレイアウト>

展示場はホール“1”~“3”の3つの建屋で構成されていて、ホール2から入り展示を見ながらホール3まで建屋続きで見て回ることが出来ます。

<各種クラブのブース>

展示場では色々なクラブが展示していました。ざっと見まわした限りでは大きくは3つの種類があるようでした。色々な楽しみ方があると言うことですね。

1)該当モデル専門のオーナーズクラブ : Ford RS Club等

2)地域のクラブ : Irish Motor Club等

3)特定分野の集まるクラブ : Classic Car Club

<ヒストリック・レーシング・カーの展示>

ヒストリック・レーシング・カーのディーラーの展示が数多くありました。

<レストア専門店のブース>

<部品屋さんブース>

部品屋さんも沢山出店していました。ベアリングでも・ギアでもなんでも作ってくれるようです。

<レース出場サポート関連>

中古レーシング・カーやチューンアップ部品のようなハードだけでなく、海外ラリー出場サポートのような商売も十分に成立しているようです。例えばタスマニア・ラリー。マシンを送ったり、現地の宿泊・移動手段の手配、レース参加手続き、後処理など一切を引き受けてくれるようです。

<レプリカ商売>

イギリスらしくキット・カー専門店も多数出展していました。

<二輪車>

四輪だけでなく、二輪のクラブ展示も多数ありました。二輪クラブのメンバーは四輪よりも庶民の私に近い感じですが、四輪よりもちょっと仲間意識が強い感じでした。

<関連ショップ>

ポスターや書籍、ミニチュアカーやおもちゃ、ジャンパーなどの衣類、チーズやワインなど色々な出品もありました。

<オークション>

サザビースのような有名オークションハウスから個人出品までオークションも盛んなようです。ここではシルバーストーン・オークション会社の写真を載せました。

<テーマ展示>

毎年、特定テーマを決めて座談会、展示、サイン会などもやっています。

<旧車連合>

英国内のすべての旧車(含むトラクターなど)関連の団体を束ねるFederation British Historic Vehicle Clubの説明です。英国の団体は積極的にロビー活動をして自分たちの権利は自分たちで守ると言う姿勢がはっきりしています。日本にもこんな組織が出来て旧車減税など実現してほしいものですが。

お付き合い頂きありがとうございました。今回は「停止状態の車」が主体でしたが、次回は会場内の特設サーキットを走り回る車を中心にレポートしていきます。

本稿完

次号に続く

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