世界の自動車博物館巡り19(アメリカ編 5)

自動車遊び 追求人  星埜 道夫

person in pursuit of the pleasure of the car

筆者紹介

星埜道夫

略歴

1948年7月生      横浜生まれ 本籍:東京都

0歳~5歳         東京都町田市在住

5歳~中2         埼玉県さいたま市在住

中3~高3        栃木県宇都宮高校在籍

1974年~2008年トヨタ自動車株式会社在籍      

        ・主に海外生産畑を担当、長く海外生活を送る

2008年~2016年  曙ブレーキ工業在籍

        ・研修インストラクターとして人材育成に活躍

2016年~     自動車遊びに専念

        ・(小型高性能車大好きフリーク)

趣味          

   読書、音楽鑑賞、自動車遊び、モノ作り

会社時代のキーワード 

 着眼大局・着手小局

モンタレー・カーウィークその

*レポート予定

第一回(21年6月既) : 地理的なイメージとWorldWide Actionersのブース。

第二回(21年6月中旬) Goodings&Company Auctionのブース

第三回(21年7月初旬) : ラグナ・セカ・スピードウエーのパドック

第四回(21年7月本稿) : ラグナ・セカ・スピードウエーの走行シーンを中心に

第五回(21年8月予定) : キャメル・バイ・ザ・シー

第六回(21年9月予定) : コンコース・イタリアーノ。

第七回(21年10月予定) : ペブルビーチ・コンクール・デ・エレガンス、準備と雰囲気

第八回(21年10月中旬予定) : ペブルビーチ・コンクール・デ・エレガンス、本選と帰還

<ローレックス・モータースポーツ・リユニオン>

モンタレー・カーウィークの呼び物の一つであるラグナ・セカ・レーシング・コースでのMotorSports Reunion、前回はパドックを中心にレポートしましたが、今回は走行シーン、特にコークスクリューの雰囲気をレポートして行きます。

 

ペッブルビーチのコンコースデレガンスはアメリカのお金持ちの中のお金持ちの遊び、ロストフロリダでトヨタディーラーをやっている人に聞いたところ「コンコースは普通の億万長者ではエントリーできないと言っていました。それに比べればラグナセカのリユニオンは普通のお金持ちでも参加できるそうです。

<ラグナ・セカ・レースウェー>

物の本によればラグナ・セカ・レースウェーは「高低差が大きく(300ft約91m)、全長2.238マイル(約3602m)のテクニカルコーナーの多い低速サーキット」と説明しています。

コースは土漠の丘の上にあり、比較的方形に近い形で、一番奥が正面スタンドのストレート、その後、ちょっと左へ振った後、左ヘアピンへ、Turn5あたりから登り勾配になり、Turn7で最高地点、その後左右に振りながら下り勾配、コースの周りを徒歩で一周できます。それなりに安全スペースが取ってあるものの、間近にレーシングカーが見られるサーキットです。

私自身はインターネットで走行動画を見た後、コースの周りの歩道を歩き、インターネット画像を再確認してみました。

コース内側はパドックエリア、上記の図で水色地域がパドックです。コース外側は駐車場などの付帯設備。特にTurn9外側の小高い丘の上には大型キャンピングバスが並び、ビールを楽しみながらレース観戦をしていました。

<コークスクリュー>

Turn7で最高地点を通過した後、ちょっと右に振り君の直後に下りながら左カーブ、坂道を下りながらコークスクリューとして有名なTurn8/8aで左に回る。Turn7までは登り勾配で、ブレーキングをした後

Turn8に入っていく、最高地点を超えたあたりでフロントの荷重が抜けた状態で、下りで左コーナーに入っていく!Turn7の手前でどれくらいブレーキを踏むか?コースサイドから見ていてもドライバーが恐怖を感じながら走っているのが手に取るように分かる面白いコースです。多分、路面には砂の影響もあるような気がします。

<Turn8aの後も下りながら左コーナーへ>

<Turn8a>

ミッドシップとフロントエンジンの端境期のモデルが爆音を立ててコークスクリューを下ってきます。

モノポストも頑張っていました。

手を挙げているところを見ると故障かな?

<パドック>

コースを見て回った後、やっぱり気になるパドックを見て回りました。

アバルト・シムカ、多分2000かしら?ツインチョークウエーバーが圧巻!リアヘビーの車ですが、コークスクリューでどんな挙動を示すのでしょうか?

ロータス・エラン26R、多分アバルトよりは乗りやすいのでしょうね?

ロータス30

ロータス・エリート

ポルシェ356

日系三世の方のポルシェ911、ダブル・イグニッションにしてから調子が上がって来たとのこと。レーシングカーとは思えない綺麗な仕上がりです。

<本稿完>

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