世界自動車博物館巡り34 (英国国立自動車博物館 その3/3)

自動車遊び 追求人  星埜 道夫

person in pursuit of the pleasure of the car

筆者紹介

星埜道夫

略歴

1948年7月生      横浜生まれ 本籍:東京都

0歳~5歳         東京都町田市在住

5歳~中2         埼玉県さいたま市在住

中3~高3        栃木県宇都宮高校在籍

1974年~2008年トヨタ自動車株式会社在籍      

        ・主に海外生産畑を担当、長く海外生活を送る

2008年~2016年  曙ブレーキ工業在籍

        ・研修インストラクターとして人材育成に活躍

2016年~     自動車遊びに専念

        ・(小型高性能車大好きフリーク)

趣味          

   読書、音楽鑑賞、自動車遊び、モノ作り

会社時代のキーワード 

 着眼大局・着手小局

英国国立自動車博物館 その3/3

英国国立自動車博物館の訪問レポートです。ファイルの容量の関係から三分割してレポートしていきます。今回は「その3/3」号です。

<「映画に出た車たち」コーナー>

映画ではシラッと空を飛んでいましたがハリーポッターのフォード・アングリア、Mrビーンのオースティン・ミニ。「そう言えば」昔見た映画のシーンが思い浮かぶコーナーです。

<World of Top Gear>TV番組「トップ・ギアの世界」

一世を風靡した英国BBC系のトップギアの番組を称賛する展示エリアです。日本で言ったらハラスメントとか差別のカテゴリーに入ってしまう英国人らしいユーモアいっぱいのトップギア!展示物を眺めているだけでTVの放送が生き生きと思い出されます。ブレキシットに加えエリザベス女王の崩御と新しい段階に入って来た英国社会。自動車産業も青息吐息!英国自動車文化はどうなっていくのでしょうか?

番組で使った車を売っているみたい。

超・超・超ロングホィールベース・リムジン。こんなバカげた車を本当に作って、走らせて、番組にしてしまう。英国人のユーモアのセンスはついていけません。

確かジャガーを鉄道線路で走らた。

The Stig!中国系の従弟までいたようです。

<自動車以外の英国文化>

博物館の後方にはモンタギュー伯爵家の「お館」・庭園・教会・8世紀の修道院遺跡など英国らしさも十分に感じることが出来ます。

*庭園

*モンタギュー伯爵家の「お館」

*働く人たちは「英国らしさ」そのもの

*専用教会

*8世紀の修道院跡>

<考察>

ちょっとやそこらでは動じない英国文化を背景とした自動車博物館。筆者には一番好きな50年代60年代を中心とした展示はうれしい限りですが、英国の自動車産業(ドイツと中国資本のメーカーばかりになってしまった)の衰退、そしてブレクシットによる大陸との商流の減少、そしてエリザベス女王ご逝去にともなったアイルランド・スコットランド独立の動きと国自体が大変革を迎えようとしている英国!自動車文化をしっかりと支えてくれることを祈ります。

<本稿完>

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