レースカーとして作られたこのベンツ300SLは、車体構造の関係からドア下の部分が幅広く大きくなり、通常のドアでは乗り降りができなくなったため、ドアのヒンジ(ちょうつがい)をルーフに取り付ける、跳ね上げ式のドアを採用した。両側ドアを全開にすると、カモメの翼のような形状になることから、ガルウィング式ドアと呼ばれた。
翼を広げて外へ飛び出したいな! ベンツ300SL 1955年式(昭和30年)

レースカーとして作られたこのベンツ300SLは、車体構造の関係からドア下の部分が幅広く大きくなり、通常のドアでは乗り降りができなくなったため、ドアのヒンジ(ちょうつがい)をルーフに取り付ける、跳ね上げ式のドアを採用した。両側ドアを全開にすると、カモメの翼のような形状になることから、ガルウィング式ドアと呼ばれた。